ホームページやブログのURLは「www」を有りにしても無しにしてもどちらでも表示することができます。
サイトを公開して何も設定しないとどちらのサイトにもアクセスできる状態です。
- www.zakkipost.com
- zakkipost.com
では、「www」の有り/無しはどちらが良いのでしょうか?
答えは「どちらも同じ」です。
ただ、このまま両方のURLで表示できてしまう状態を放置するとSEOで損をしてしまいます。
どちらか1つのURLに決めて、使わない方のURLからリダイレクト設定をすることでコンテンツを表示するURLを統一しましょう。
URLの正規化をしないとSEOで不利になる理由
SEOで不利になる理由は単純で、検索エンジンのクローラーがこの2つを別々のサイトだと認識してしまうから。
別のサイトだと認識されると以下のようなリスクがあります。
被リンク効果の分散
- www有りサイトで被リンクが3本
- www無しサイトで被リンクが5本
このような場合、そのまま別々にカウントされますので、効果が分散してしまいます。
「www」の有り/無しを統一することで被リンクは8本になりますのでやらない理由はありませんね。
特に中古ドメインを使って過去の被リンク効果を期待しているような場合は、どちらのURLを使っていたか調べるのも面倒ですし、どちらのURLにも被リンクが付いている可能性があるので重要度が増します。
ペナルティを受ける恐れ
検索エンジンに別々のサイトとして認識されたまま同じコンテンツをそれぞれのサイトに掲載しているとミラーコンテンツ(他のサイトからコピーしたコンテンツ)と認定されてペナルティを受ける恐れがあります。
こんな恐ろしいことを言われたらやらない理由はありませんね。
WordPressでwww有無を統一する方法
以下の手順でWordPressアドレス(URL)とサイトアドレス(URL)を修正してください。
この例では「www」無しで統一しています。
「www」有りで統一したい場合は、「https://www.zakkipost.com」と記載してください。
「zakkipost.com」の部分はご自分のドメインに書き換えてくださいね。
URLを修正したら「変更を保存」を押して完了です。
念の為、不採用になったURLにアクセスして採用したURLにリダイレクトされるか確認してみてください。
.htaccessでリダイレクト設定する方法
稀に上の方法でリダイレクト設定が効かないケースがあるようです。
その場合は「.htaccess」を使ってリダイレクト設定します。
「www」有りにURLを統一する場合
「www」無しにURLを統一する場合
「zakkipost.com」の部分はご自分のドメインに書き換えてくださいね。
最後にひとこと
これで「www」の有無を統一する方法の解説は終わりです。
「www」の有無を統一することはSEOの視点からとても重要なことを理解していただけたのではないでしょうか。
「www」の有無はどちらが有利ということはないですが、どうしても決めきれない人は「無し」にしてください。
理由は特にありません。
設定はとても簡単なのでなるべく早めに設定してくださいね。